CFDと株取引の違い
株式CFDと日本の現物株取引。
どちらも個別株の取引が可能ですが、それぞれの特徴の違いを理解しなくてはなりません。
・取引銘柄の違い
株取引では、各証券取引所へ上場している企業の株が売買できますが、CFDでは東京証券取引所へ上場している銘柄のみが対象となっています。これは主に流動性が影響しているものと思われます。
このため、新興市場銘柄を取引したい方などはCFDは不向きです。
・取引単位と手数料
日本の株式市場においては、個別株を買おうとしたら10~1000株単位で1単位とする銘柄が多く、その分より多くの資金が必要とされます。これがネックとなり、株式投資を敬遠する投資家が少なくありません。
これに対しCFDは1株から取引が可能となっており、今まで高くて手が出せなかった投資家も、用意できる資金の都合に合わせて売買することが可能となっています。
また、手数料に関しては、現物取引は証券会社や約定金額によって異なりますが、ひまわり証券なら一律735円、マネックス証券で1,050円以上、楽天証券で198~1,575円などとなっています。これに対し、CFDではひまわり証券なら0~500円、CMC Markets Japanなら取引金額の0.063%と手数料が割安に設定されています。
・レバレッジの設定
現物取引においては、当然ですがレバレッジというものは存在しません。信用取引の場合、最大で約3倍のレバレッジで取引可能ですが、CFDの場合、取扱い業者によって違いがあるものの最大レバレッジは10倍以上となっているケースが多いようです。先ほどの、取引単位の違いもあわせるとCFDは投資可能な余剰資産が比較的少ない個人投資家にとって、非常にメリットの大きい金融商品であると言えます。
・株主優待と配当
現物取引では株主優待や配当を期待して長期保有している方が多くいらっしゃいます。
CFDでは買いポジションを保有していた場合でも、株主優待はありませんが、配当相当額を受け取ることができます。また、株主のように経営参加権や株主総会の出席などの権利はありません。